流れ行く者
目次の後に載っている二木真希子さんの描いた
目を閉じて槍を持つジグロがすごーく素敵なのです!!!
守り人・旅人 シリーズ 番外編
![]() | 流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36) (2008/04/15) 上橋 菜穂子 商品詳細を見る |
バルサの少女時代が描かれた連作短編集です。
バルサの思い出として語られていたジグロ本人にやっと会えた気がします。
これが本当にシリーズの最後だと思うと淋しくて
逸る気持ちを抑えてゆっくり読みました♪
◆浮き籾(もみ)
村の近くで人を襲った山犬には鬼火がまとわつき、それが男の顔に見えて。。。
11歳のタンダがとにかく可愛い♪♪
バルサになついていて、まるで弟みたいです。
この頃から人一倍優しい心を持っていたんだなぁ〜
バルサはギスギスした面もあって過酷な日々が感じられます。
タンダの視点で語られているので家族や村の生活が描かれているのですが
この兄弟たちがタンダを草兵役を押付けたと思うと憎らしい!!!
◆ラフラ(賭事師)
ロタ王国の酒場で名のある専業の賭事師のアズノに出会ったバルサは。。。
どの物語だったか忘れたけどバルサがススットを教えてもらった事があると
確かチャグムに話していたっけ。。。って懐かしく思いながら読んだけど
結末の意味がよくわからなかった。
何か大事な事を読み逃してる気がするけど、それ何?!
◆流れ行く者
ジグロが高熱に倒れてしまい。。。
ジグロとバルサの追っ手から逃げながらの生活が大変さが
用心棒や護衛士の人生の過酷さが迫ってくる物語でした。
ジグロがバルサをかきいだき必死に抱きしめる場面では泣いちゃいました。
ジグロが感情を吐露する場面が少ない分、心に沁みる場面でした。
◆寒(かん)のふるまい
山の獣に食べ物を分け与える「寒のふるまい」をしながらタンダは。。。
短い短い物語なんだけど、前章で重苦しくなっていた気持ちを
和らげてくれる優しいホッとさせてくれる物語です。
バルサもタンダの笑顔を見ると気持ちが和らぐんだろうなぁ。。。
このシリーズの続きでも番外編でも何でもいいから
とにかく終らせないで物語を続きて欲しい気持ちでいっぱいです!!!
叶うならジグロ視点の物語を読んでみたい!!!






